2008年10月06日
ブログの再開
長い間ブログを更新できなかった。結局、長いひとまとまりの文章を書こうとするからこうなってしまう。と言うわけで、ちょっと短く、適当に切り上げて書こうと思う。
手始めに、と言ってはなんだが、美術の話題から。
東京の上野、国立西洋美術館でハンマースホイ(1864-1916)の展覧会をやっている。あまり知られた人ではないが、見に行って驚いた。室内画が素晴らしい。変な言い方だが、どの室内画も色っぽいのだ。画家のまなざしが、自らの暮らしている空間を知り尽くして、まるで家屋の内臓を描いているように思える。こんな印象を絵画に対して持ったのは初めてだ。なんの変哲もない家屋、床、壁、窓、テーブル、ピアノ、壁に掛かった銅版画、それら一つひとつが、その中で生きる人を愛するように、描かれている。
あまり期待していなかったが、行って良かった。どんなものも、結局足をのばして行ってみないと分からない。
手始めに、と言ってはなんだが、美術の話題から。
東京の上野、国立西洋美術館でハンマースホイ(1864-1916)の展覧会をやっている。あまり知られた人ではないが、見に行って驚いた。室内画が素晴らしい。変な言い方だが、どの室内画も色っぽいのだ。画家のまなざしが、自らの暮らしている空間を知り尽くして、まるで家屋の内臓を描いているように思える。こんな印象を絵画に対して持ったのは初めてだ。なんの変哲もない家屋、床、壁、窓、テーブル、ピアノ、壁に掛かった銅版画、それら一つひとつが、その中で生きる人を愛するように、描かれている。
あまり期待していなかったが、行って良かった。どんなものも、結局足をのばして行ってみないと分からない。